金融商品と運用目的

金融商品には、それぞれ特徴があります。
資金を運用する場合には、その特徴を理解して、自分の目的に合った商品を選択することが大切です。

 

というか、これを知らずして投資を始めるなんてもってのほか。

大事なお金を失います。というか、どぶに捨てるようなことになるでしょう。

 

もちろん、まぐれ当たりってのは有りますが、いずれは引き際も損切も分からず撤退することになるでしょう。

 

そう、そんなに甘くないのです。投資の世界は。

 

 

 

 

投資にはリスクとリターンがある

 

このことは述べましたが、商品によってその程度は違ってきます。

 

当然ですよね。

 

リスクが少ないものはリターンも少ないです。一般的に。

一概にそうではないケースもありますが、通常普通の人が購入できるものはそういうものです。

極力リスクを少なくして資金を運用したいのなら、普通預金や定期預金がベストです。銀行が潰れない限りは絶対に無くなりませんし、銀行が潰れたとしても1,000万円までは保証されます。

 

所謂、ペイオフってやつです。このあともう少し丁寧に説明します。

 

預金者でも知らないとマズイ、「ペイオフ」とは

 

よくわかるペイオフ・年金・保険のしくみ―あなたのマネーをどう守るか

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預貯金を資金運用と思う人は少ないかもしれませが、預貯金も資金運用の手段のひとつ
です。

株式と違い、「売る」という行為をしなくても、「引き出す」ことができるのです。

また、株式のように株価の変動がないので、元本をわれることはありません。
利率は少ないですが、確実に利息はついていくのです。

 

ローリスク・ローリターンの金融商品なのです。

 

「ローリスク」と言ったのは、預貯金でもノーリスクではないということです。
先も述べたように、銀行も破綻することがあるのです。

 

ペイオフ制度で、1銀行あたり1000万円までは保護されていますが、1口座の金額でなく、1名義人あたりの金額です。

 

ということはだ。

 

一つの銀行に1,000万以上の現金を預けておくよりも、一旦1,000万以上のお金があれば別の銀行口座に以降はお金を移していくことで銀行破綻のリスクからは回避できますね。

 

このことから、同じ銀行に複数の口座がある場合は、複数の銀行に分散させた方がより安全と言えます。

また、ペイオフ時には1,000万円以下であっても、現金の引き出しが制限される可能性もあるので、手元にキャッシュが無いのに引き出すのに時間がかかる、なんてことにもなりかねませんので、普段から複数の銀行に分散させるのは賢い選択でしょう。

 

リスクは低いがきっちり利益を上げたい場合

預貯金よりも利率が良くリスクの少ない投資を求めるのなら、個人向け国債や公社社債投信が良いでしょう。

 

但し、国債や社債だからと言って100%安全ではありません。
それぞれの内容をしっかり検討することも必要です。

 

国債リスク 金利が上昇するとき

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社債vs国債?

 

一般的には社債の方が利率が良く、国債の利率の方が低いですが、安全性で言うと逆です。言わなくても分かりますよね?

 

社債=会社が発行する債券、国債=国が発行する債券ですので、どちらが万が一潰れることがありますか?という話であれば会社の方が危険です。

 

しかしながら、新興国政府であれば例えばギリシャのように借金を返せず、デフォルト状態になることだってありますし、一国よりも信用の厚いグローバル会社もありますので、利率と発行体を見極めながら投資をするのが良いでしょう。

社債・国債共に投資適格級・ジャンク扱い等、グレードが付いておりますのでそれを参考にするのも良いと思います。

もっと収益性を高くしたい

のであれば、個別の株式や上記のような投資先を除いた株式投信でしょう。当然、投資としてはハイリスク・ハイリターンに分類されます。

この中でも、よりリスクの少ないものとリスクの大きいものとがあり、しっかりとした分析力が求められます。

 

リートや新興企業株などは代表的な収益性は高いが、リスクが大きめの商品となりますし、同じ株式でも重厚長大で健全な企業の株価はあまり上下しない株もありますので、一概に全てがリスクが大きいというとそうでもなく、選球眼が必要となります。

 

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この選球眼を養うには経験もさることながら、PBRやPER、テクニカル分析などそれぞれに合った投資手法を学び、うまく組み合わせながら投資していく必要があります。

これが出来ない、めんどくさい人は投資信託ということになるでしょう。

 

このように金融商品には特徴があります。
ギャンブルのように、一攫千金を夢見てハイリスクな商品に資金をつぎ込む人もいるかもしれません。

 

しかし、折角の資金をなくしては二度と立ち上がれなくなってしまいます。
ハイリスク、ミドルリスク、ローリスク、それぞれの商品に分散して投資するのが、賢い選択です。

 

 

ハイリターンを期待するなら、ハイリスク、ミドルリスクの商品を多めに投資するようにすれば良いのです。

 

分散投資が良いと聞くけど?

 

ポートフォリオを分散投資型にしてリスクを軽減できるようにするのか、それとも全部リスク資産に突っ込むのか、価値の低減を出来るだけ避けるのか、それはあなたの資金をどのような資産に振り分けるかしだいです。

 

 

とは言っても、やはり負けてしまって投資する資金が無くなってしまっては元も子もありません。

投資理論の中でも、投資を分散されることを勧めています。

 

 

しぶとい分散投資術―世界金融危機でわかった!

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アメリカの諺(ことわざ)に、「1つのバスケットに卵を集中させるな」というのがあります。

「1つのバスケットに卵が全部入っていたら、バスケットを落としてしまったら、卵が全部割れてしまうかもしれません。もし、2つのバスケットに分けて入れていたら、1つのバスケットの卵は割れても、もう1つのバスケットの中の卵には影響はありません。」

つまり、リスクは分散させることが良いという教えです。

 

投資も同じです。

 

リスクやリターンを考えながら、投資資金を分散させるのです。
自分の運用目的に合わせて、より効果的な投資を実践することが大切です。

 

どういったポートフォリオが良いかというと全く別の議論になりますが、私は長期目線の積立投資+勝てると思うタイミングでのスイング投資が良いと考えて、投資しています。

実際にどういうポートフォリオかどうかは別途記事にしたいと考えています。

 

 

 

海外分散投資入門 (PanRolling Library)

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着実に年10%儲ける「海外分散投資入門」―“ほったらかし運用”でラクラク資産づくり

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