高齢者でも心肺機能は高められる

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“加齢とともに体力が衰えるのは自然の摂理と言えます。
脚力や持久力など、筋力の衰えは自分でも自覚できるでしょう。

しかし、もっとも低下が著しいのが、心肺機能。
特に最大換気量と肺活量の衰えは顕著です。

最大換気量は、肺の中で1分間入れ替えることができる空気の量で、30歳~80歳の間で
約60%も低下します。

また、肺活量は1回で吐き出せる空気の量ですが、これも約40%低下するそうです。

筋力の衰えは実感できますが、この心肺機能の衰えは、運動をしない人にはなかなか実感
できるものではありません。

継続的にジョギングなどをしている人でも、10年間で約10%ずつ機能が低下していくそう
です。

さらに運動をしていないと、25歳から10年ごとに、酸素を摂取する量が10%低下、
心臓から送り出される血液の量も20歳から80歳の間で約30%少なくなるそうです。

筋力と心肺機能が衰えては、健康的な生活など望めませんね。

でも、あきらめるのは早計です。

運動をしていなかった人でも、正しく運動すれば心肺機能を向上させることは可能です。
ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動を継続しておこなうようにしましょう。

但し、運動の内容や強度には個人差があります。
全く運動をしていなかった人が、強い有酸素運動をするのは危険です。
まずは、軽い運動から始めてみましょう。

また、メタボが気になるひとは、まずは脂肪燃焼を目的にするのが良いでしょう。
運動しながら会話ができ、軽く汗をかくぐらいの強度がベストです。
最大心拍数の50%から60%ぐらいの心拍数で、20分間ぐらい運動しましょう。

最大心拍数は、男性が「220-年齢」、女性は「226-年齢」で求められます。

心肺機能を高めるには、最大心拍数の60%から70%ぐらいの強い運動がおススメですが、
まずは無理をせずに、徐々に強さをアップしていくようにしましょう。

また、姿勢も心肺機能と無縁ではありません。
猫背の人の呼吸量は、普通の人より少ない傾向があります。

猫背を簡単に改善するストレッチは、背もたれのある椅子に深く座り、両手を頭の後ろで
組んで、鼻から息を吸いながら、ゆっくりと上体を反らします。

ストレッチも運動も継続してこそ効果があるものです。
特に脂肪を燃焼する目的の運動は、20分以上は継続しましょう。
エネルギーの燃焼は、最初の20分間は血液中の糖分と脂肪でおこなわれています。
その後、脂肪がエネルギーとなるのです。
10分運動して、5分休憩後に10分運動する、というやり方でも効果は変わりません。

高齢者でも心肺機能は高められます。
自分に合った運動で、加齢に負けない体力づくりを実践して下さい。”

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