頸の凝りを改善しよう

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“腰痛に悩まれている人は多く、これに関連した情報も氾濫していますが、頭痛や頸の痛み
は、意外と知られていません。

腰痛と同様に、頸の痛みを経験したことのある人は7割にも達しているのです。

これは、うつむく習慣が原因と言えます。
携帯やスマートフォンなど、うつむく姿勢でいる時間が多くなっている現代、頸にかかる
負担も増えてきています。

最近、若年層の慢性頭痛が増加しています。
慢性頭痛には「偏頭痛」「緊張性頭痛」「群発頭痛」がありますが、約7割が緊張性頭痛
と言われています。

緊張性頭痛は、頭の筋肉が筋肉が硬くなり血管と神経が圧迫されることで生じます。

後頭骨から第二頚椎についている筋肉群を「後頭下筋群」と呼びます。
筋肉には、表層にある骨を動かす大きな筋肉(アウターマッスル)と深層の小さな筋肉
である(インナーマッスル)があります。
インナーマッスルは、脊椎や関節を安定させたりしています。
このインナーマッスルには、「筋紡錘(きんぼうすい)」というセンサーがあり、細かな
動きに対応しています。
指などの繊細な動きができるのも筋紡錘のお陰で、手の親指を動かす筋肉には1g中に
16個含まれているそうです。
ちなみに、お尻の筋肉が1g中7個ですから、筋紡錘の数が多い筋肉はより繊細な働きを
していることが分ります。

そして、後頭下筋群には1g中に242個もの筋紡錘が含まれています。
如何に後頭下筋群が繊細で重要な役割を果たしているかが推測できるでしょう。

この後頭下筋群が凝ると、頸の痛みだけでなく、めまいやふらつき、など様々な症状が
生まれてきます。

軽度のパニック障害の人が、頸のマッサージやエクササイズで改善した例もあります。
原因の分らない痛みや不快感が消えることも少なくありません。

頸の凝りを改善する簡単な方法は、背もたれ椅子に寄りかかり、後頭部を背もたれのふち
に押し付けるマッサージ法です。
後頭部のズーンと感じたところを、30秒から1分ぐらい押し付けます。
少しずつ顔の向きを変えていくようにします。

アゴが上がっている状態の人は、後頭下筋群も凝りがちです。

まずは、頸の前の皮膚と筋肉の緊張を緩めて、頭が後ろに引きやすくすることが大切です。

椅子に座り、皮膚を固定するように両手を重ねて胸骨の上に置きます。
ゆっくりと顔を上に向けて、頸の前面を伸ばします。
20秒以上固定します。
色々顔の向きを変えて、ストレッチしてみましょう。

アゴの下の筋肉が硬くなると、アゴを引こうとしても口があいてしまいます。
両手を握って、人差し指の部分をアゴの先端で固定して、親指でエラからアゴの先端に
向けてマッサージします。
このマッサージをすると、アゴが簡単に引けるようになります。

また、アゴを引く持久力を養うために、四つん這いになって、頭の重さを支えながらアゴ
を引くエクササイズも効果的です。
舌を上アゴにつけて口をとじるようにし、軽くうなずくように頭を下げます。
この際、背中と頭部の間に棒を載せると、頭がきちんとなってるか確認できます。

猫背の人は、胸椎の関節が固まって動きにくくなっています。
後頭下筋群の凝りを解消するためにも、胸椎の関節を動きやすくすることは大切です。

まず、バスタオルを用意して、拳ぐらいの大きさに丸めます。
丸めたバスタオルを床に置き、その上に仰向けに寝そべります。
バスタオルを、胃のあたりから頸の位置まで、1個分ずつずらしていきます。
1箇所30秒ぐらいが目安です。

肩甲骨の動きも頸の凝りとは無縁ではありません。

壁の角に背骨を当てて寄りかかります。
前後、左右、上下、色々な角度で腕を動かしてみましょう。
肩甲骨の動きがよくわかるはずです。
この動きを実感しながらストレッチすることで、肩甲骨の動きも改善されます。

慢性的な痛みや不快な症状は、心も身体も傷つけます。
頸の凝りを改善するエクササイズや運動を、積極的に実践して下さい。”

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