腰の病気に気をつけよう①

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“腰の病気として良く耳にするのが、「坐骨神経痛」です。

実は、坐骨神経痛は病名ではなく、症状の名前なのです。
多くの人は、病名と思われていることでしょう。

坐骨神経痛は、坐骨神経がなんらかの障害をおこし、ヒザの前側や後ろ側に痛みやしびれ
がおきる症状のことです。

背骨の錐体と錐弓の間には、「脊柱管(せきちゅうかん)」という管があり、その中を神経
の束が通っています。
これが、「脊髄(せきずい)」です。

脊柱管の両側には「椎管孔(ついかんこう)」と呼ばれる孔があり、ここから全身に神経が
広がっています。

坐骨神経は、脊柱の一番下にまで伸び、骨盤を通って足に向かっています。
ヒザから下の前側を支配する神経とヒザの後ろ側を支配する神経とに分かれます。

坐骨神経痛の要因は、「梨状筋(りじょうきん)」のトラブルです。
梨状筋は、お尻の奥にある筋肉で、脚を外向きにひねるときに使います。

坐骨神経のそばにあり、この筋肉が硬くなると神経を圧迫して坐骨神経痛をひきおこす
原因になります。

梨状筋は、インナーマッスルなので、普通の筋肉を鍛えるようなストレッチでは効果が
ありません。

梨状筋が硬くなっているかをチェックする方法は、2つあります。

ひとつは、仰向けに寝て片足を上に伸ばす方法です。
この時にヒザから下に痛みを感じたら、梨状筋が硬くなっている可能性があります。

もうひとつは、椅子に座って、つま先をヒザの方に曲げたまま、脚を伸ばす方法です。
この時に、ヒザから下に痛みを感じた場合も、梨状筋が硬くなっている恐れがあります。

いずれにしても、坐骨神経痛を感じたら、まずは医師の診断を受けましょう。

お尻や太もも、足先に痛みやしびれを感じたら、「腰椎椎間板ヘルニア」の可能性が
あります。

椎間板は、ゼリー状の組織をコラーゲンでできた組織が取り囲み、腰椎の間でクッション
となって腰の負担をやわらげています。

老化や過剰な圧力がかかると、ゼリー状の組織がかたより、コラーゲンの組織が外に
飛び出てしまいます。

この飛び出た部分が、靭帯の神経や脊髄に触れると、痛みやしびれがでてくるのです。

ヘルニアとは、ラテン語で「物が外にでる」という意味です。
脊柱のどこにでも、ヘルニアがおこる可能性はありますが、もっとも体重がかかる腰椎
におこりやすいのは、当然かもしれません。

椎間板などの軟骨はX線写真ではなかなか写りにくく判断が難しいようです。
ヘルニアの疑いがある場合は、MRIなどでしっかりと検査してもらうことが大切です。”

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