腰の病気に気をつけよう②

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“腰椎椎間板ヘルニア以外に、お尻や太もも、足先のしびれや痛みがおこるのが、
「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」です。

中年以降、老化とともに発症するのが多い病気です。

椎間板やまわりの筋肉が衰えると、その動きを補うために靭帯や椎間関節が厚くなります。
これが、脊髄を圧迫するようになり、痛みやしびれを引き起こすのです。

腰部脊柱管狭窄症の特徴は、「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」です。
痛みやしびれが継続するのではなく、場合によって出たり出なかったりするのです。

・歩き始めは感じないが、歩いているうちに痛みやしびれがひどくなり歩けなくなる。
・休むと痛みやしびれは治まり、また歩けるようになるが、しばらく歩くとまた同じ
 状態になる。

このような状態を繰り返し、症状が進むと歩ける時間が短くなっていきます。

間欠性跛行が現れたら、まずは整形外科を受診しましょう。
また、椎体が前にずれる「脊椎すべり症」も腰部脊柱管狭窄賞を併発する可能性もある
ので、きちんと検査することが大切です。

加齢とともに心配なのが、「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」です。
腰が曲がって歩いている老人を見かけますが、多くは骨粗鬆症が原因です。

腰椎などが弱くなると、身体の重みに耐えられなくなり圧迫骨折を起こしやすくなります。
前かがみの姿勢がつづくと椎骨の前が潰れて、腰と背中が曲がってしまいます。
これを「円背(えんぱい)」と言います。
円背になると、もとには戻りません。
椎骨が圧迫骨折すると再生は不可能なのです。

骨粗鬆症の原因は、骨のミネラル成分(骨量)が減ることです。
骨は、皮膚などと同じように新陳代謝を繰り返しています。
古くなった細胞を「破骨細胞(はこつさいぼう)」が破壊してカルシウムを放出します。
そして、血中のカルシウムから「骨芽細胞(こつがさいぼう)」が、新しい細胞を作り
だします。

この代謝のバランスがくずれると、骨をつくるスピードより破壊するスピードの方が早く
なり、骨量が減ってしまいます。

骨粗鬆症は、閉経以降の女性に多くみられます。
女性ホルモンの分泌が、骨の代謝に大きく影響するようです。

腰が曲がってからでは遅すぎます。
まずは、骨粗鬆症にならないように予防することが大切です。

そのためにも、正しい食生活と運動が必要です。

カルシウムだけでなく、たんぱく質も骨をつくる材料です。
肉類、魚介類、大豆食品、鶏卵、牛乳、乳製品をバランス良く、毎日摂取するように
しましょう。

また、骨を丈夫にすることも大切です。
骨に刺激を与えると、骨芽細胞が活性化されて、骨を丈夫にします。

ウォーキングや階段の上り下りなどで、骨に刺激を与えましょう。”

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