硬くなりやすい3つの筋肉

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“「年だから体が硬くなって」という人がいますが、体が硬くなるのは加齢の所為では
ありません。

筋肉を動かさなくなるから硬くなるのです。
特に、重力に対して体の姿勢や位置を保つ筋肉の「体位性活動筋」が硬くなります。

体位性活動筋が硬くなる理由のひとつは、姿勢を保つことが主なので、伸びたり縮んだり
することが少ないことです。
筋肉は収縮することで、ポンプのように血液をスムーズに流しています。
筋肉の動きが少ないと、血流が悪くなり、硬くなってしまいます。

また、体位性活動筋は、スタミナに優れた「遅筋」という筋肉が多くなっています。
遅筋には、エネルギーが必要ですが、血流が悪くなると酸素や栄養が行き届かなく
なってしまいます。

体位性活動筋で特に重要なのが、
・太ももの後ろ側「ハムストリング」
・ふくらはぎ「下腿三頭筋(かたいさんとうきん)」
・胸「大胸筋(だいきょうきん)」
の3つの筋肉です。

ハムストリングは、骨盤を支えている筋肉で、太もも前側の筋肉「大腿四頭筋(だいたい
しとうきん)」と連動して動いています。
ハムストリングが硬くなると、前側の大腿四頭筋に負担がかかるようになります。

運動会で運動不足のお父さんが、よく肉離れをおこすことがありますが、これも
ハムストリングが硬くなるのが原因です。

下半身でもうひとつ硬くなりやすいのが、ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)です。
下腿三頭筋は、ふくらはぎから踵まで伸びています。
先端はアキレス腱になり踵の骨につながっています。
ふくらはぎの筋肉が硬くなると、アキレス腱に負担がかかってしまいます。
アキレス腱は柔軟性がないので、負担が大きくなると切れてしまう危険性があるのです。

上半身の筋肉で硬くなるのが、大胸筋です。
大胸筋が硬くなると、肩が前に引っ張られ背中の筋肉が硬くなります。
これが肩こりの原因にもなります。

肩が前に引っ張られると胸が閉じて、バストの位置は下がります。
バストアップのために、腕立て伏せなどをする人もいますが、大胸筋をさらに硬くする
だけで逆効果です。
大胸筋を柔らかくすることが最優先です。

長い間筋肉を使わないと、筋線維が退化して硬い組織になってしまいます。
これを「線維症」と呼びますが、膝や背中が曲がったりする老人特有の姿勢も、これが
原因です。

筋肉は動かさなければ硬くなります。
特に、動かすことの少ない筋肉は、意識して動かし柔らかくすることが大切です。

常に筋肉を効果的に伸ばしたりしていれば、年をとっても怖くありませんね。”

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