“「審査をかいくぐる」というと決して良いイメージではありません。
Googleアドワーズの審査を通るには、これまでお話したようにPPCのランディングページ
をオプトインページにして、内容および運営者を明確にして透明性を高めることがベスト
な方法です。
ですから、裏技があったとしても、決しておススメするものではありません。
なぜ、ここで裏技をご紹介するかと言えば、裏技を知ることで、Googleアドワーズ審査の
性格が分かるからです。
この正確を知れば、より良い対策がはかれるでしょう。
Googleアドワーズの審査を通すには、公共性が大切であると前回言いました。
まず審査は自動審査でおこなわれますが、この時にドメインが大きな影響力を発揮します。
「ドメインパワー」が審査を左右するのです。
アフィリエイトのサイトで内容的に疑問のあるようなものが、継続してPPC広告を掲載
しているのを見つけたら、そのドメインを確認してみましょう。
○○○.ne.jp/○○/○○のようなURLになっていると思いますが、○○○.ne.jpの前に、
Site:(サイトコロン)を入力して検索します。
Site:○○○.ne.jpと入力すると、○○○.ne.jpのサイトの一覧が表示されます。
どうようなサイトがあるのかチェックしてみましょう。
色々な業界のサイトが表示されてでしょうが、その中で市町村や団体など公共性のある
サイトが多くあれば、このドメインは公共性の高いドメインパワーの高いものになります。
逆に、アフィリエイターだらけのサイトが表示されるとしたら、非常に公共性の低い
ドメインとして認識されるでしょう。
Googleアドワーズの自動審査では、ロボットはまず、ne.jp/などのプロバイダードメイン
だけをチェックします。
ですから、そのドメインに多くの企業や公共性のある団体などのサイトがあれば、簡単に
通してしまう傾向があります。
ですからサイトを開設する際には、独自ドメインではなく、トップドメインの下にサイト
を作る方が、Googleアドワーズの審査を通りやすくします。
○○○.ne.jp/○○○/○○ というURLにします。
しかし、審査が通っても、その後に詳しいチェックが入ります。
2~3ヶ月に1度ぐらいでチェックされますので、問題があれば直ぐにアカウントは停止
されてしまいます。
また、良いドメインを探してアカウントを取り直すという繰り返しになるのです。
裏技は、このように手間がかかります。
やはり、自分のサイトに明確性と透明性を持って、オフトインページを的確に作成する
のが基本です。
Googleアドワーズのスタッフと連絡を蜜に取りながら、審査の通りやすいページづくりを
することがベストな対応方法です。
手間を惜しまず、基本に忠実に実践していくことが、長くビジネスを成功させる秘訣でも
ありますよ。
裏技は、Googleがいかに公共性を重視しているかの証でもあります。
ですから、裏技を使うのではなく、どうすれば公共性を高められるのかを考えることです。
そうすれば、末永く同じアカウントでビジネスが展開できるはずです。
次回は、「ランディングページの基本構成」についてお話します。”